備忘録 マルスウイスキー
マッサンでもお馴染みのニッカの竹鶴政孝社長の当時 摂津酒造の上司でもあった岩井 喜一郎さん(竹鶴ノート)を最初に受け取った人です が開いた蒸留所で元は九州の鹿児島にありました。 当時から岩井社長はウイスキーには欲しく無いフーゼル油を分離するフーゼルセパレーターの技術に特化してました その後美味しい水を求め長野の駒ヶ根に蒸留所を移しました
私自身が興味を持ったのはネットからの情報で「ウイスキー好きを唸らすお酒が秘かに長野の地で作られている」と言う物でした 最初に購入した物がモルテージ8年と言うウイスキーでしたが その出来の良さに「こんなウイスキーが国内で作られていたのか」と思い オジサン臭くてどうか?と思った駒ヶ岳10年陶器瓶を初めて飲んだ時はその年のベスト1ウイスキーになりました。 しかし蒸留を止めていたマルスウイスキーはその後目新しいリリースは無く在庫を瓶詰めして売る程度でした
それが昨今のハイボール流行りを切っ掛けに詰めるウイスキー不足に寄り蒸留を復活させました
この蒸留所の良さはブレンダーの力による所も多いのですが他に類を見ない果物の香りが乗った個性的なウイスキーに仕上げている事でしょ
最近リリースされた越百・ラッキーキャット ネイチャーシリーズ はては九州に再開した津貫蒸留所で熟成させたカスクはスコットランドの物とは全く違う風味で感心させられます
今や同価格だとスコッチモルト以上に楽しめるウイスキーと言えなくもありません 物作り日本の誇りに思えるウイスキーですね